蓄電池にはさまざまな種類があり、災害時に持ち運べるような蓄電池や、太陽光発電と併用する住宅設備ための蓄電池などがあります。ここでは、特に住宅設備としての蓄電池について、その価格や費用について紹介します。
住宅設備としての蓄電池は、頻繁に購入するようなものではありません、そのため価格や相場が把握されていないケースも多く見られます。
そこで、蓄電地の費用について、目安となるおおよその相場を紹介します。ピークスメディアを参考に、取り上げられている主要メーカー10社の製品から費用相場を算出してみました。
参照元:蓄電池市場の最新動向とメーカーランキング/今後の見通しも | PEAKS MEDIA produced by 松尾産業(https://www.peaks-media.com/192/)
10製品を調べたところおおよそ120万円~670万円が相場となります。
蓄電池の価格を調べるとメーカーごとにかなりの差があることがわかります。なぜこんなにも違うのかと不思議に思われるかもしれませんが、そこにはいくつか理由があります。
まず、利益率が関わってきます。利益率とはメーカーが製造した製品を小売業者が販売するとき価格に上乗せする割合のことです。
また、製品の仕入れ価格による違いも見られます。仕入れ価格を抑えることができれば小売店で販売される製品もその分、安くなる可能性があります。
そもそも蓄電池は業者でなければ設置が難しいため工事費用がかかります。
その工事の品質によって蓄電池にかかる費用も上下することがあります。
さらには、保証やサポート、メンテナンスなどのサポートが手厚いと蓄電池にかかる費用も高くなる傾向があります。
住宅設備としての蓄電池はメリットも大きいですが、相場を見ていただくとわかりますように決して安い買い物ではありません。
なるべく導入費用を抑えたいのであれば、太陽光発電とセットで設置するのがおすすめです。
自治体にもよりますが、太陽光発電は特に補助金制度を利用できる機会が多く見られます。
事前に自治体のホームページを閲覧するなどして確かめてみてください。