【北海道】太陽光発電WEB MAGAZINE│ソラマガ » 北海道で太陽光発電をするなら やっぱり気になるお金のはなし » 損を防ぐ太陽光発電システムのポイント

損を防ぐ太陽光発電システムのポイント

太陽光発電システムを導入した人の中には、残念ながら後悔しているケースも。少しでも損をせずに太陽光発電システムを導入するためには、しっかりとポイントを押さえることが大切です。このページでは太陽光発電システムを導入する際のポイントを紹介します。

見積もりは複数取る

太陽光発電システムを導入する際、補助金を受け取ることはできますが決して負担がゼロというわけではありません。少しでも損をしないために1社だけで決定するのではなく、複数の事業者から相見積もりをとることが大切です。価格面だけでなく、事業者の対応やサービス面なども踏まえて比較・検討してください。

事業者の中にはモニター価格やキャンペーン価格などの値引きや家電製品などをプレゼントするといったお得感を強く出し、強引に勧誘されるケースもありますが、値引きなどの誘惑に惑わされることなく冷静に考えましょう。とくにモニター特典で毎月モニターの費用を振り込んでもらうといったサービスを行う事業者もいますが、事業者が倒産する可能性もあり安易な契約は危険です。

自分で情報を集めてみる

事業者の中にはメリットばかり説明し、悪い情報を教えてくれないケースもあります。そのため補助金の申請状況などの情報を自分で収集することが大切です。もし補助金が受け取れなくなるなどと契約を焦らす場合、自分で調べておけば急いで契約する必要がないと分かるでしょう。

また分割払いは基本的に分割手数料が発生し、補助金・売電収入が得られたとしても設置費用分のもとを取るために時間を要してしまいます。そのため「短期間で元が取れる」などのセールストークに騙されないようにしてください。

自社施工の設置業者を選ぶ

自社で施工を行う事業者であれば、工事についても最後まで責任を持って一貫して対応を行ってくれるでしょう。販売から工事まで自社で対応を行えば中間マージンが発生せず、施工のコストを抑えられるというメリットもあります。ほかにも営業担当者と工事担当者が同じ会社の人間なので連携が取れやすく、トラブルが起こりにくいでしょう。

自社施工に対応している太陽光発電の事業者は、地域に根付いたサポートをしている業者が多くいます。そのため設置後に不具合などが発生してもスピーディに対応をしてくれるでしょう。

実績や取扱いメーカーも要チェック

太陽光発電の事業者を選ぶ際、工事実績や取扱メーカーも重要なポイントです。施工した実績が多ければ、様々な屋根に設置した経験があり、沢山のノウハウを蓄積しているでしょう。そのノウハウを活かして、安定的な太陽光発電事業のサポートを行ってくれます。

また取り扱っているメーカーが一つだと、本当に要望にピッタリの製品か比較することが出来ません。複数のメーカーを取り扱っており、要望に合った太陽光パネルの提案をしてくれる方が良いでしょう。事業者の公式サイトには実績や取り扱っているメーカーについて記載されているケースが多いので、しっかり確認してください。

アフターフォローはしっかりしているか

太陽光発電システムは導入すれば終わりという訳ではありません。設置した後も点検・メンテナンスを行う必要があり、定期的にチェックした方がいいでしょう。たとえば太陽光パネルを設置する際の工事費用はリーズナブルだったとしても、メンテナンスや修理費用は別途請求されるケースだと、トータルコストは赤字になる可能性もあります。

太陽光パネルの寿命は20~30年ほどで、パワーコンディションは15年が耐久年数です。そのため年数が経過すれば、消耗品などの交換を行わなければなりません。そのためアフターフォローの体制も必ずチェックしてください。高い技術力のある技術者が在籍している事業者が最適でしょう。

補助金制度を活用する

太陽光発電システムを導入するのであれば、必ず補助金制度を活用した方が良いでしょう。補助金を活用することで初期費用を抑えることができます。ただ国からの補助金自体は終了となっていますが、自治体独自で補助金制度を用意しているケースも。ただ自治体によって補助の対象や設置条件、補助額などが異なるため、必ず自治体に確認をしてください。また申請方法なども事前に確認し、必要な書類を揃えた上で申請期日までに手続きを行いましょう。中には代理申請が可能な自治体もあり、事業者に申請代行を依頼することも可能です。

設置面積を確保できるか確認する

太陽光発電は、基本的にどこでも設置可能です。ただ太陽光パネルを設置するためのスペースを確保する必要があり、一般的には屋根に設置しています。住宅用の3~5kWほどであれば屋根に設置しても問題ないでしょう。一方で家庭用ではなく、売電目的の設置の場合は10kW以上の太陽光パネルの設置が必要となり、60m2ほどの面積が必要です。

まずは設置する予定の太陽光パネルがどの程度のサイズなのかを確認しておきましょう。サイズを踏まえて、設置できるかどうか、必要なスペースの広さなどを把握することが大切となります。

何かトラブルがあれば消費生活センターへ相談

太陽光発電システムを導入するにあたって、騙されたなどの被害に遭ったという人は少なからずいます。もし訪問販売で契約を結んだのであればクーリング・オフの対象です。またトラブルに巻き込まれたと感じたら、消費者生活センターへ相談してください。

消費者センターに届く相談例

上記のようなトラブルが発生しているようです。

参照元:独立行政法人国民生活センター公式サイト(https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20210603_2.html)

気をつけなければいけないポイント

上記のような問題が発生しているようです。そのため突然の訪問販売では契約しない、冷静に検討する時間を設けるなどの対策を講じましょう

北海道版