蓄電池を販売しているメーカーはさまざまですが、購入の際のメーカー選びで気を付けておくべきことがいくつかあります。ここでは蓄電池メーカー選びの際に押さえておきたいポイントについて解説していきます。
蓄電容量はその蓄電池がどれくらいの電気を溜めることができるか、という容量を指しています。大きければ大きいほど長時間使用することができるため、使い勝手がいいといえるでしょう。一方で大きいほど価格も上がりますので、バランスを考える必要があります。
蓄電池は一般的に、充放電が可能な回数(サイクル)が設定されています。保証されているサイクルを超えてくると蓄電容量が減少することになりますので、使用年数を想定したうえで適正なサイクルに耐えうる蓄電池を導入しましょう。
以外と忘れがちですが、サイズも大事な要素の一つです。実際にどこに何を設置するのか、というところまでをしっかりと考え、設置箇所に合ったサイズの蓄電池を購入するようにしましょう。
蓄電池は機械ですから、経年劣化もあれば故障もあり得ます。どの程度の範囲までなら保証が適用されるのかという点や、アフターメンテナンスなどはどこまで充実しているかなどもメーカー選びにおける重要なポイントの一つです。
蓄電池を利用するメリットの一つに「停電時でも電気が使える」というものがあります。停電時出力は「停電が発生した時に最大で使用できる電力」です。自分や家族が安心して生活できる水準を意識しておくとよいでしょう。
電気自動車の製造で有名なテスラでは、蓄電池の製造も行っています。 同社は電気自動車の製造で培ったノウハウを活かし、クリーンエネルギー事業にも力を入れている点が特徴です。 テスラの蓄電池『Powerwall』は露出配線や排水口がないため、お子様やペットがいるご家庭でも安心して設置できます。
京セラの蓄電池は「大きく蓄えて、大きく活かす」と銘打った大容量のものが豊富に揃っています。蓄えた電力を大きく活かせる出力パワーをはじめ、大容量なのに薄型・小型の本体サイズなどといった特徴があります。
家電製品のトップ企業であるシャープの蓄電池は、AIなどの機能面や太陽光発電設備とのセット販売などでシェアを伸ばしています。長く電化製品を取り扱っているメーカーだからこそ、家庭生活を充実させる製品を提供し続けています。
家庭用蓄電池システムの国内シェアを大きく取っているニチコンでは、トップメーカーならではの安心感を与え続けています。地球規模の環境問題や日本のエネルギー問題、家庭の未来までを幅広く考え、最適な蓄電池システムの開発を行っています。
蓄電池を購入する際には、メーカーが作った製品を販売する代理店や設置を行う設置業者など、メーカー以外の業者選びも非常に重要なポイントです。多くの方々は代理店などの販売を担当した会社にその他の対応を依頼することになると思いますが、自社施工での対応・適切なアドバイスなど、業者選びはきちんと目を光らせておくことをおすすめします。このサイトでは、道内の設置業者も含めて紹介を行っているため、蓄電池の設置を検討している方はぜひ参考にしてみてください。