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蓄電池を後付けするならいつが良いのか

現代の新築住宅では、蓄電池が最初から着いているモデルも珍しくありません。では、蓄電池を後付けする際にはどのような点に気をつければ良いのでしょうか。ここでは、蓄電池の後付けについてのさまざまな情報を解説していきます。

自家消費型ならパワコンの買い替え時に検討する

蓄電池のベストな後付けのタイミングは、家庭の充電設備の環境によって異なります。発電システムで生成した電気をすべて家庭内で消費している自家消費型なら、パワコンの買い替え時に行うのがおすすめです。特に、保証期間が過ぎてから故障が発覚した場合は、修理よりも書い直しのほうが、コストを抑えられるうえに装置を新しいものにできるのでおすすめです。

また、自家発電している電力を昼間に使い切ってしまっている場合も買い替えがおすすめです。蓄電池を導入して安い夜間の電力を蓄電しておくことで、太陽光発電システムでは対応できない時間帯に消費する分の電力として充当することができるからです。

参照元:リベラルソリューション(https://www.liberal-solution.co.jp/column/?id=1616555074-258382)

補助金の応募があるかも確認する

蓄電池の導入には、初期費用という金銭的なハードルがあります。このハードルを低くするために便利なのが、各自治体などで運営している補助金制度です。

蓄電池導入のための補助金制度は、多くの場合公募期間を設けています。当然、公募期間が終了してしまうと申請はできなくなるので、補助金制度を利用したい人は自治体の公式サイトを定期的にチェックして、公募期間を把握しておきましょう。また、補助金の交付対象となるのは、各種補助金制度で定められた要件を満たした設備です。

蓄電池を後付けする方法

蓄電池用のパワコンが必要になる

蓄電池の後付けには、パワーコンディショナー(パワコン)が必須です。パワコンは、電気の流れを変換したり電気を蓄電したりするのに必要な装置で、これを発電システムに接続することで生成した電気をさまざまな用途に使えるようにしています。なお、太陽光発電システムではそれ専用の、蓄電池には同じくそれ専用のパワコンが別々に必要になるので注意しましょう。

ただし、近年では太陽光発電システムと蓄電池の両方に使えるパワコンも販売されています。どちらのタイプが適しているかは、それぞれの特徴を調べたうえで考えましょう。

蓄電池と単機能パワコンを設置する場合

太陽光発電のパワコンが問題なく使用できていれば、後付けは蓄電池+単機能パワコンとなるでしょう。すでに設置されている発電用パワコンと後から設置した蓄電池用パワコンを併用するスタイルとなるはずです。

単機能パワコンは能力面やスペックを基準に自分の家庭に合ったものを選べばいいので、比較的やりやすい方法だと言えるでしょう。ただし、単機能パワコンのサイズが大きいとスペースを圧迫しやすいという点には注意が必要です。

ハイブリッド型パワコンを設置する場合

買い替えや故障などで充電用のパワコンを手放すタイミングがあったら、そのときに蓄電池と太陽光発電システム両方に対応したハイブリッド型パワコンを導入するのもいいでしょう。ハイブリッド型パワコンならパワコンひとつで足りるので設置スペースを省略できます。設置スペースの問題で悩んでいる人は、ハイブリッド型パワコンの導入を考えてみるのもいいでしょう。

今使っている発電用パワコンに不備が多い、保証期間がそろそろ切れるという場合は汎用性の高いハイブリッド型パワコンに切り替えるいいタイミングかもしれません。

蓄電池は後付けできないケースもあるので注意

家庭用の蓄電池は、太陽光発電システムをすでに設置している家庭向けに販売されているので、後付けが前提の設備となっています。しかし、太陽光発電システムと蓄電池の組み合わせによっては、後付けができないことがあるので注意しましょう。事前にパネルのメーカーや設置スペースやパワコンの型番などをチェックしておきましょう。

蓄電池は自分で設置してはいけない

壊してしまう可能性がある

家庭内のさまざまな設備はDIYで取り付けられるものもありますが、蓄電池の取り付けを自分でやるのはやめるべきでしょう。蓄電池の設置に必要な工事を専門の業者以外がやると、装置の故障や破損の危険があります。蓄電池は精密機器なので扱いを誤ると故障しやすく、感電の危険などもあるので必ず業者に設置してもらいましょう。

保証が適用されない

自分で蓄電池の設置をやらないほうがいい理由としては、保証が適用されなくなってしまうことも挙げられます。通常、蓄電池には10年~20年の保証がついていますが、自分で蓄電池を設置しようとして故障してしまった場合は保証が適用されないのです。保証内容や期間はメーカーや製品によって異なりますが、自分で設置しようとして故障させてしまった場合は保証は適用されないと考えましょう。

参照元:新日本エネックス(https://nj-enex.co.jp/column/123/)

後付けするなら業者に依頼するべき

太陽光発電システムを導入して、あとから蓄電池を設置することは多いでしょう。蓄電池も後付けが前提となっている場合がほとんどです。そして、蓄電池の後付けをするなら設置時の故障や破損、保証の問題を考慮して専門の業者に依頼するべきでしょう。

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